トレーニング方法

クロスフィットは一般的なジムやフィットネスクラブと違い筋肉を単一的(アイソレーション)に鍛えるマシーン,有酸素運動をするトレッドミルはありません。なぜなら、単一的(アイソレーション)に鍛えた筋肉には、連動性がなく最大のパワーを発揮する動作とは異なりクロスフィットの目指すフィットネスとは違います。マラソンなどの有酸素運動は、心肺機能を向上させ脂肪を燃焼させる効果がありますが、筋力、スピード、パワーの低下を引き起こします。オリンピック選手の競技別で考えてみるとわかりやすいと思います。、100m200m400m800mの選手と1500m以上を走るマラソン選手の身体を見ていただくと一目瞭然です。100m~800mは無酸素運動、1500m以上は有酸素運動となります。クロスフィットでは、筋力、スピード、パワーの低下を引き起こすことなく心肺機能を改善します。そのカギは、無酸素運動を用いた「インターバルトレーニング」です。クロスフィットで行われるインターバルトレーニングとは、例を上げると、ウェイトリフティング、ジムナスティック(自体重トレーニング)、メタボリックコンディショニング(ローイングや縄跳び二重跳び等)の3種類を組み合わせたメニューで構成します。もちろんいつどんな時でも対応できるように鍛えるのがクロスフィットなので、毎回同じようなメニューではありません。

ウエイトリフティング

ウエイトリフティングは筋力、筋量、パワー、スピード、連動性、垂直跳び、筋持久力、骨強度を向上する最も良い方法です。クリーン&ジャークとスナッチの2種類の動作が存在します。これらの動作ではスクワット、デッドリフト、スプリットジャークが 1 つの動作としてまとめて行われている状態だと言えます。ストレングスとコンディショニングの観点から見てもウエイトリフティングの価値に匹敵する動作は他に存在しません。

ジムナスティック

ジムナスティック動作(体操、自重トレーニング)は10の身体能力のうち連動性、バランス、 俊敏性、柔軟性を改善する上での最も良い方法です。体操選手を見れば一目瞭然です。体操選手は筋力、柔軟性、発達した肉体、連動性、バランス、正確性、俊敏性をすべて兼ね備えています。ジムナスティック動作は運動感覚の向上に絶大な効果を発揮します。

メタボリックコンディショニング

クロスフィットでは心肺持久力、スタミナを向上させるために無酸素運動を用いた「インターバルトレーニング」を行います。過度の有酸素運動は無酸素運動の能力を低下させる傾向があります。有酸素運動でも心肺持久力、スタミナを向上させることは出来ますが、同時に筋肉量、筋力、スピード、パワーの低下を経験します。体脂肪の減少という点に関して無酸素運動の方が有酸素運動より優れています。